令和2年度 第14回研修会 | - 2021/01/24
- 昨日1月23日(土)に、今年度の第14回研修会として、税理士 植田 卓 先生を講師としてお迎えして、心斎橋にあります大成閣にて「令和3年度税制改正の動向〜税制改正の流れを読む〜」を開催しました。
もともとは、新年互礼会・合格者祝賀会を開催する予定でしたが、大阪府に緊急事態宣言が発令されたため、合格者祝賀会を4月に延期することとし、研修会のみの開催となりました。
まずは税理士法第一条のについて説明していただきました。第一条の条文の言葉の意味を1つ1つ丁寧に解説され、聞いておりましても、職業専門家として改めて身が引き締まる思いがしました。
その後、税制改正大綱の最後にある検討事項について説明していただきました。この部分の三期比較をすることを通じて、今後の税制改正の流れを読むことになります。特に今回では、記帳水準の向上についてや、税理士法改正について新たに取り上げられており、これらの内容で今後改正される可能性が出てくるだろう、とのことでした。
そして、今回の税制改正大綱の具体的な内容の解説に移りました。今回の内容のうち、実務に大きな影響が出てきそうなのは、所得拡大税制や事業再編投資損失準備金、投資促進税制あたりでしょうか。今回の研修を通じて、大綱の内容を一通りつかむことができました。
毎年、この時期に、青税大阪支部で植田先生の税制改正の動向についての研修を開催するのは恒例になりましたが、いつも思うのは、このタイミングで税制改正の内容を把握することは大変有益だ、ということです。資料も永久保存版ですし。今後も可能であれば受講したいと感じました。
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